システム開発運用の全工程について、システム監査技法と法律的判断を複式・併行的に融合適用実施して、システム開発運用における紛争を防止する「LT式システム開発監理サービス」。
「LT式システム開発監理サービス」は、マネジメントの「管理」ではなく、監督の「監理」であることが重要です。
IT紛争は、しばしば建築紛争になぞらえることがあります。ここで建築を例に挙げますと、一級建築士は設計だけではなく監理業務も法律上の義務として定められています。つまり、現場をチェックして間違いがあれば、それを施主に対して速やかに報告すると同時に、設計通り施工するように業者を指導する必要があるということです。
建築には長い歴史があり、その中で設計と施工は職域として分けられ、権限と義務が決められました。施工業者が設計も施工も自らやってしまっては、チェックが効かなくなると分かっていたからだと考えられます。
設計して施工するという点では、システム開発の構造も同じです。ところが、システム分野では、設計だけを行う企業はありません。それは、職業として独立しておらず、ビジネスとして成立していないためでしょう。ITベンダーの内部で設計と施工の両方を行っているのが現状です。
そこで、弁護士法人エルティ総合法律事務所では、第三者の目でしっかりチェックする監理サービスを行っています。このサービスでは、RFPを書くところから指導します。RFPを指導し、業者選定を指導し、契約も指導する。プロジェクトは、キックオフからシステムがサービスインするまでずっと立ち会うという、フルスペックのサービスです。もちろん、ある段階のみを対象とした部分的監理サービスも行っています。
LT式システム開発監理サービス